ドルトンプランとは

ドルトンプランとは、今からおよそ100年前に、米国の教育家ヘレン・パーカストが、当時多くの学校で行われていた詰め込み型の教育に対する問題意識から提唱した、学習者中心の教育メソッドです。

「自由」と「協働」の2つの原理に基づく「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」を軸とし、一人ひとりの知的な興味や旺盛な探究心を育て、個人の能力を最大限に引き出すことを大きな特徴としています。

パーカストはその生涯をかけて、一人ひとりの子どもに寄り添い、成長を観察し続けると同時に、研究を続け、実践から形作られた教育法に心理学・哲学・教育学の学問的理論を取り入れ、ドルトンプランを作っていきました。

ドルトンプランを導入した学校は、パーカスト自身が1919年にニューヨークに設立したThe Dalton Schoolをはじめとして世界中にあり、「自由」と「協働」の精神を育む場として高い評価を得ています。

「ドルトン東京学園中等部・高等部」は私たちを取り巻く文化や環境などの特性に沿い、日本の教育制度に適合した形で、ドルトンプランに基づいた中高一貫教育を実践してまいります。

2つの原理

Joy of Learning(学ぶ楽しさ)を気づかせ、
Pleasure of Creation(創る喜び)を引き出す。

ドルトン東京学園は、生徒の知的な興味や探究心を原点にする『学習者中心教育』を実現します。
一人ひとりの個性を大切にし、他者とともに自らの意志で進んでいく人を育てます。

3つの柱

ハウスHouse

異学年のグループからなる学校生活の基盤です

本校の学校生活の基盤となるコミュニティは、いわゆるホームルームではなく、異学年の生徒で編成するハウスです。ハウスには生徒や保護者との連絡・相談役となるハウス担任がつきます。

異学年の生徒との交流によって、多様な価値観との触れ合いが日常的になり、「異なること」を当然のこととして受け入れる意識が、自然と身についていきます。また、クラスでは硬直しがちな人間関係や集団の中での役割も、ハウスでは、違った立場として参加することができます。

ドルトン東京学園の基本原理である「自由」と「協働」。異なる学年の生徒集団が、主体的に活動内容を考え、協働して実践していくハウスは、まさにこの原理を体現するものです。

学校生活の基盤となる場所が授業を受けるクラスとは別にあることで、複数の居場所を持つ安心感が生まれます。また、学年を越えた人の輪が広がり、多様なものの見方や考え方があることを実感することができます。
※開校6年後に、中学1年生から高校3年生の生徒によって編成されるハウスが完成します。

アサインメントAssignment

意欲を高め、学びを深めるための仕組みです

ドルトン東京学園の授業・学習活動は、アサインメント(課題)を中心に進めていきます。アサインメントは教科ごと、かつ学習テーマごとに作られており、個々のテーマごとに、学びの目的・目標、テーマに引き込む仕掛け、授業の内容、課題の内容とポイント、振り返りのポイント、さらなる探究への道しるべが備わっています。また、この課題には、基礎学力の定着を目的としたワークやドリル、事前学習・事後学習として知を深めるためのレポート作成なども含まれています。

アサインメントに取り組む第一歩として、生徒は自ら学習計画を創ります。どのようなペースで、誰と、どこで学ぶのか。教員はその手助けをします。

学年とともに課題発見力、計画性、責任感が身についてくると、知的好奇心・学習意欲の高まりから、学習・研究のテーマを自ら設定できるようになります。そして、そのためのアサインメントを自分で創るようになっていきます。

ラボラトリーLaboratory

自分で計画した学びを実践するための場所と時間です

アサインメントを実行する場所・時間が、ラボラトリーです。生徒は自ら立てた学習計画に沿って、個人または少人数のグループで、学びたいことを究めていきます。授業内容を補うために使ったり、授業で得た知識を深めたり、生徒はこの時間の目的を自由に設定することができます。

また、ラボラトリーでは、さまざまな教科の教員からアドバイスを受けることもできます。学びは教科の枠に留まるものではありません。好奇心・意欲を原動力に、知識を繋げ、その輪を広げていくことが、ドルトン東京学園が目指す学びの本質です。

ラボラトリーの時間を通じて知的好奇心や知識、思考力、創造力がさらに高められます。学びの進め方、広げ方、深め方は教員がサポートします。


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