ドルトン東京学園 中等部・高等部|デジタルパンフレット
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2年 M,RさんSDGsの課題の中から興味のあるものを調べ、発表する2年生の学年プロジェクト。教員チューターとマンツーマンで進めました。模擬国連での活躍を目指して、1期生の有志が企画した勉強会です。参加メンバーは10名。他校とのオンライン会議などにも参加しながら見識を深めています。2年 O,Mさん07先生から紹介された全国中高生新人模擬国連大会に参加したことをきっかけに、この勉強会を企画しました。メンバーは私を含めて模擬国連初心者ばかりですが、ニューヨークでの国際大会出場を目標に、会議の進め方やWP(作業文書)、DR(決議案)の書き方などを勉強しています。また、今は「勉強会」という位置づけでもあり、先生方の協力もあってスムーズに立ち上げられましたが、今後は「サークル」として活動できるようにしっかりとした活動構築をしていきたいと考えています。ドルトンの学校生活では、この模擬国連の活動も含め、先生方が生徒の意見に耳を傾けてくださり、意見を尊重していただいていることを感じられます。生徒中心の自由な学びができる場だからこそ、積極的に行動し、その行動に責任を持てる人になりたいと、日々の学校生活を送っています。The Dalton Plan stories #04SDGsプロジェクトThe Dalton Plan stories #05模擬国連勉強会私が選んだSDGs目標は「4.質の高い教育をみんなに」です。貧困や紛争、犯罪といった世界の課題の根底にあるものは教育格差であり、質の高い教育を受けられれば、一人ひとりの「選択肢」が広がり、悪循環から抜け出すことができると考えました。リサーチで最も苦労したことは情報の選択です。インターネットや書籍で「教育格差」を調べると膨大なデータが出てきます。そのデータから「どれを選び、何を省くのか」を考えることに時間を費やしました。また、プレゼンテーション内で解決策を主張するときには、具体例を提示し、「自分にも簡単にできる!」と思ってもらえるように工夫しました。将来は、環境問題に携わる仕事や、戦争のない世の中の手助けができる仕事に就きたいと思っています。その時に、今回のプロジェクトでの経験を活かしていきたいです。生徒中心の学びの場だからこそ自分の意見を大切にして“積極的に”行動する私の子ども、孫世代が、健やかに育っていけるような世界を目指したい

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