ドルトン東京学園2026
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 ドルトン東京学園中等部・高等部へようこそ。 テクノロジーの発展や価値観の多様化により、不連続な変化が起きる予測不能な社会においては画一的なゴールは存在しません。皆さん一人ひとりが「ありたい自分、あるべき自分」を定め、その実現に向けて生涯をかけて学び続けることが求められます。 そして、更なる技術進歩やグローバル化により社会の変化が加速する今だからこそ、身につけてほしいことがあります。まず一つ目は、The Dalton School建学の精神でもある「Go forth unafraid」を胸に、リスクを恐れず常にチャレンジする姿勢を身につけること。そして二つ目は、「自由と協働」の原理のもと、それぞれが学びたい事柄に邁進する自由と、生徒同士・教員との協働により自分ひとりでは成し遂げられないことを達成するという経験を通して、学ぶこと、そして成長することの楽しさを知ってほしいということです。 生徒・保護者の皆さまは学校にとって最も大切なステークホルダーであり、共に学校を創っていくパートナーです。「学習者中心の教育」の実現のため、皆さまを心より歓迎いたします。教職員一同もチャレンジし学び続けることで、学校自身も常に変化に適応し、成長し続けることをお約束します。 ドルトン東京学園は、「すべての子どもは生まれながらにして有能な学び手である」という信念のもと、「自由」と「協働」を大切にしながら、生徒一人ひとりの主体的な学びを育んできました。 生徒たちは、自らの興味や関心から問いを立て、仲間とともに試行錯誤を重ねながら探究を深めています。そうした日々の中で育まれていく「自分で考え、自ら行動する力」は、これからの社会をしなやかに生き抜くための確かな土台となります。 私たちがめざすのは、決められた「型」にはまった教育ではなく、生徒が「自分はどう生きたいのか」を主体的に考え、その歩みに寄り添う学校です。 そのために、私たち大人ができるのは、子どもたちの力を信じ、あえて手を出しすぎず、そっと見守ることです。たとえその選択が期待と異なっていたとしても、それこそが「自らの意志で学び、歩む」ことの証だと考えています。 変化の時代を前向きに受けとめながら、子どもたちとともに新たな価値を創造し続ける̶。ドルトン東京学園は、そんな挑戦を続ける学校でありたいと願っています。学校法人河合塾学園 会長河合弘登学校法人河合塾学園 理事長河合英樹学校法人河合塾学園 理事ドルトン東京学園中等部・高等部 校長安居長敏25学校を創っていくパートナーとして生徒・保護者の皆さまも共に「学習者中心の教育」を実現しましょう自分で考え、自ら行動する他者とともに「自らの意志で学んでいく価値」を世に問う学校MESSAGES

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