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FAQ(よくあるご質問)

Q.どのような学校ですか?
本校が目指す学校像は、
1.「学習者中心教育」の実現に取り組む学校
2.活発な探究・挑戦を奨励し、楽しく学びを追及する学校
3.多様性を尊重し、グローバルな視野を育む学校
4.個性が最大限尊重され、活気があり、思いやりに満ちた環境を提供する学校です。

これらを実践することが、これからの時代に即した学校と捉え、日々活動しています。
Q.教員はどのような人がいますか?
ほとんどの教員は他の公立・私立学校で教職経験を積んでいますが、新卒採用も数名います。教員の多くは、学習者中心の教育を行うという理念に惹かれて入職しています。

教員は生徒に対して「小さな大人」として接しています。生徒を「導く」のではなく、生徒自身が考えた上で判断できるように「伴走する」ことを大切にしています。
Q.どのような生徒を求めていますか?
自分の可能性を広げたいと思ってくれていたら嬉しいです。

好きなことに没頭したい生徒であれば、本校が用意している多様な学びの仕組みを活用し、その幅を広げていくことができます。

また、大学受験だけをゴールとせず、豊かな人生を歩むために中高6年間で様々な経験をしたい生徒にとっても、自分のペースで学びを掴み、目的を持って自走する力を伸ばせる環境が用意されています。

Q.自分から前に出るタイプの生徒ではありませんが大丈夫ですか?
「外向的な生徒」にだけ向いている学校ではありません。生徒が自分らしく生きることを大切にする本校では、「内向的な生徒」も一つの個性として尊重されています。

また、入学時には自分から前に出るタイプではなかった生徒が、自由な学び方や自己表現ができる本校の環境で暮らすうちに、主体性・積極性を発揮するようになることもしばしばあります。
Q.アサインメントとはどのようなものですか?
アサインメントは単元や学習テーマごとに用意され、学ぶ目的や到達目標・学習内容・学習課題と取り組む手順が詳しく記された、いわば「学びの羅針盤」です。生徒はこのアサインメントに沿って、自分で目標やスケジュールを立てて学習に取り組み、主体的・計画的に学ぶ力を身につけていきます。

実際のアサインメントは、「文学作品の続きを想像してシナリオを作り演じてみる」「作用・反作用について自分たちで実験方法を考え、データをとって検証する」「自分の好きな有名人を英語で紹介するスライドを作って発表する」など、生徒の知的好奇心や創造性を刺激し、学習に取り組みたくなる仕掛けがほどこされています。
Q.ラボラトリー(ラボ)とはどのようなものですか?
本校には3つのラボ(基礎ラボ、探究ラボ、STEAMラボ)があります。

基礎ラボは学年ごとの探究課題を実施する時間で、それ以外に特別活動や中学生のチーム作りなどの道徳も含んでいます。

探究ラボは週に2時間設置されており(金曜6,7時間目)、その使い方にはオフィスアワーとテーマラボの2種類があります。

オフィスアワーは、自分の学習テーマに沿った教室を予約して、担当教員のサポートを受けながら、自分の探究テーマに取り組む、授業課題の作成や苦手科目の学び直しに充てるなど、自分自身で学習をマネジメントするものです。

テーマラボは、芸術・工学・創作・国際交流・社会貢献など、さまざまなテーマの探究活動から選んで参加するものです。1つのテーマラボは3回(3週)完結ですが、「起業ゼミ」「外国の日本語を学ぶ学生とオンライン交流会」のように、継続的に行われているものや外部と連携しているものもあります。

STEAMラボは、高等部の選択科目の一つです。サイエンス・テクノロジー・アートなど各分野のテーマに基づいた探究活動を、半期単位で履修します。
Q.ハウスとはどのようなものですか?
複数学年でつくる生徒コミュニティを指します。学年を越えた生徒主体の活動の中で、さまざまな立場や役割を経験することにより、自主性・協調性・リーダーシップを身につけます。

同じ興味・目的を持つ生徒が集まる部活動や委員会とは違い、ハウスは様々な個性を持つ異学年集団であり、多様性を認め合いつつ互いに成長できるコミュニティーです。ゆくゆくはハウス独自の文化が育ち、継承され、卒業後も絆が続くことを願っています。
Q.授業・カリキュラムの特徴を教えてください。
本校の授業やカリキュラムの特徴は、探究的な活動やプロジェクト型の活動が多いこと、グループワークやアウトプットの機会が多いこと、そしてそれらをアサインメントに沿って行なっていること、また、定期テストがなく、評価の多くが基準に対する到達度によって三観点で行われること、などです。

まずは学ぶことが楽しいと思えるようになることを重視します。そのことを実感した時に、自分で学びを進められる環境が整っていれば、自ずと主体的に学ぶ姿勢が育ちます。そうなるまでにかかる時間は生徒によって異なりますから、アサインメント等にはある程度の柔軟性を持たせています。カリキュラム全体の先取りはありませんが、生徒によって発展的な課題に取り組める用意もしています。

授業は週5日、2学期制です。中等部では1日7時間、1週35時間の授業があります。高等部の2, 3年生では、自分の興味や進路に即した科目を高い自由度で選択することができます。
Q.授業でタブレット等IT機器を使いますか?
ほぼ全ての教科・科目の授業で使います。学習内容に応じてデジタルとアナログを使い分けているので、紙の教材やノートを使うこともあります。また本校では、授業の他に課外活動や学校と生徒の間の連絡でも、パソコン(ラップトップ)が不可欠なツールになっています。端末はBYOD式で、入学前に指定以上のスペックのものを各自で購入します。
Q.ICTはどのように授業で使われていますか?
他の教材や文具と同じように、ごく自然に使われています。生徒は、教材を見る、調べ物をする、レポートを書く、スライドを作る、動画を編集する、オンラインで対話する、それらを協働で行う、など様々なことに用いています。デジタル機器を使うかどうかは、その活動内容によって異なります。目の前の作業に集中して欲しいときなどはパソコンを片付けて活動を行いますし、手書きが相応しい課題は紙で提出を求めたりします。

技術的なサポートはICT支援員が行います(基本的なトラブルなら身近な教職員が解決できることも多いです)。また、コミュニケーションツールの使い方などモラル面の指導もしっかり行います。
Q.教員は何人いますか?英語の教員は何人ですか?
専任・常勤教員67名、非常勤講師15名です(2025年4月現在)。生徒の募集定員が学年100名、全校で600名なので、専任・常勤の教員1名に対する生徒数は10名以内と、手厚い配置です。

英語科教員は19名です(ALT2名、非常勤講師2名を含む)。
他に養護・司書・スクールカウンセラー、ICT支援員・進路指導スタッフ・事務室職員、あわせて16名が生徒たちの学校生活を支えています。
Q.英語授業の特徴を教えて下さい。
英語の授業は10~20名の習熟度別少人数指導です。アカデミック(上級)は外国人教員が単独で担当し、帰国生や相当の英語力のある生徒が受講します。アドバンスト(中級)とスタンダード(初級)は日本人・外国人教員がTTで担当し、しっかりとサポートします。その他、オンライン英会話や多読を活用し、実践的な英語力を伸ばしていきます。

また、体験的・実践的に英語を学ぶ機会を多く持ちます。校外英語研修も準備しています。

中3:オーストラリアで約2週間の海外研修。ホームステイ体験。
高1:アジア各地での研修。少人数のグループで、英語を共通言語として活用し、現地の活動家とビジネスや社会問題に関する課題発見・解決に取り組みます。活動内容と成果は3月のDaltonEXPOで発表しました。
Q.帰国生の取り出し授業はありますか?
英語の授業では習熟度別編成でAcademicというレベルがあり、そこでの授業(英語のみで行われる)が「取り出し」に相当すると言えるかもしれません。英語以外の教科では、原則としてそのような授業はありません。
Q.理科の授業や実験はどのように行っていますか?
理科の授業は、ドルトンプランの発展的な実現を目指しており、学習だけではなく実験実習も自分が納得いくまで取り組めるよう個別化・少人数化を図っています。これにより生徒の興味関心を高め、科学的探究能力の発達を促すだけではなく、生涯にわたって自然科学に親しむ姿勢が育まれることが期待されます。

本校の理科では、ドルトンプランの考え方を大切にしながら、生徒一人ひとりが自分の「興味」や「なぜ?」を出発点に学びを深めていけるような探究活動を行っています。

中等部では、物理・化学・生物・地学、それぞれの分野を担当する4人の教員がチームとなって、生徒の活動をサポートしています。

生徒たちは、自分の関心のあるテーマを自由に選び、教員と相談しながら計画を立て、実験や観察に取り組みます。こうした探究を支えるために、理科室や実験機器を充実させ、「やってみたい!」と思ったことをすぐに試せる環境の整備にも力を入れています。

こうした学びの中で、生徒たちがただ知識を習得するだけではなく、自ら仮説を立てて確かめたり、なぜそうなるのかを科学的に考える力を育んでいき、理科が「テストのための勉強」ではなく、「自分の世界を広げてくれる学び」になるように努めています。

中等部では、このような活動を通して理科の見方や考え方の土台をしっかり築き、高等部ではさらに専門的で発展的な内容に取り組んでいます。
Q.宿題の量はどのくらいですか?家庭でどのくらいサポートが必要ですか?
本校では「宿題」という形で課されるものは多くありませんが、アサインメントを計画的に進める中で、家庭で作業することが必要になる場合があります。授業中にも作業を進める時間をとりますが、そこで終わらず家庭に持ち帰った分が「宿題」になります。特にプロジェクト型の課題は、その生徒がどこまで深めたいかなどによって、人により負担感が異なってくると思います。

保護者が生徒の宿題を管理したり手伝ったりするようなサポートの仕方は、本人の自主的な学びにとってプラスにならないので、極力お控えください。
Q.定期試験はありますか?
定期試験はありませんが、小テストや単元テスト、実技テストが行われることがあります。成績評価は、発表やレポート・作品などの成果物と、成果物に至る過程や取り組む姿勢、テスト類の結果などを組み合わせて、三観点(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)から与えられます。それらをもとに5段階の評価も行います。
Q.教科書やノートは使いますか?
程度の差はありますが、多くの教科・科目で個人端末とともに教科書や副教材も使用します。また、手で書くことが学びにとって大切な要素と考えられる場面で、ノートを使うこともあります。例えば理科では、紙ベースの実験ノートに記録する形をとっています。
Q.生徒数・クラス数・1クラスの生徒数・男女の比率を教えて下さい。
1学年の募集定員は100名で、2025年度は中等部の各学年でそれを若干上回る人数が在籍しています。授業はおよそ25名ずつの4つの学習グループに分かれて行います。また、英語の授業は2学習グループを合わせて3つのレベルに分け、それぞれ10~20名程度のグループで行われます。入学年度によって多少の差はありますが、男女の比率はおよそ半々です。
Q.スクールバスのルートと本数、利用方法を教えてください。
二子玉川駅から本校間を運行しています。

登校時は、7:30発2本(1便は満員になり次第出発)
下校時は、15:50、17:00、18:00発の各1本
行事等の関係で時間を変更する場合は、事前にご連絡します。

座席数は30~40席、乗車時間は道路の混雑状況にもよりますが平均40分程度、料金は月額15,000円です。スクールバスの定期購入は、事務室の窓口でお申し込みください。
Q.自転車通学はできますか?
学校周辺の交通環境を考慮し、原則として公共交通機関を利用していただくことにしています。ただし、半径1キロ以上5キロ以内でバス2路線以上を使う、公共交通機関を利用するより明らかに時間短縮できるなど、いくつかの条件を満たす場合には、適宜考慮し、許可・登録の上自転車通学を可能とします。また、その場合は、ヘルメットの着用、自転車保険への加入を義務としていますので、入学後にご相談ください。
Q.昼食はどうしていますか?
お弁当を持参するほか、校内のカフェテリアを使うことができます。カフェテリアでは、日替わりの定食や軽食・スナック・飲料を提供しています。中高生ともとくに制限なく利用することができます。
また、2階の和のラウンジ横に、生徒が運営する無人の購買施設「スマートストア」があります。飲料、軽食、文房具類の購入が可能です。
Q.土曜日に授業はありますか?
原則として土曜日に授業はありません。ただし、行事などで土曜日や日曜日が登校日になることがあります。
Q.個人情報端末(スマートフォン等)の持ち込みや扱いについて教えてください。
スマートフォン等の持ち込み・使用を認めています。授業中やハウス活動のときは勝手な使用を禁止していますが、それ以外はとくに使用の制限や禁止はしていません。ときに遊びの誘惑に負けてしまう場面があっても、自身でそれを振り返り、機器との適切な付き合い方を学んでほしいからです。教職員は、面談や半期ごとの生活の振り返りの時間に、生徒がスマホとの付き合い方を振り返ることができるようにサポートしています。
Q.中学生の時程表を教えて下さい。
8:20~ 朝礼(1, 2年生のみ)
8:30~12:00 授業(45分間 x 4;授業間10分の休憩)
12:00~12:40 昼休み
12:40~12:55 ショートハウス(1~6年生合同、水・金は校内清掃を含む)
13:00~15:35 授業(45分間 x 3;授業間10分の休憩)
15:35~ 下校および課外活動
Q.開門、閉門時間は何時ですか?
開門は7:30、閉門は18:00です。
Q.初年度の学費はどのくらいですか?
初年度の学納金は154万円(入学金40万円、授業料93万円、施設維持費12万円、教育充実費9万円)です。

標準服・体操服・鞄(リュック)、教材費、国内研修費等が合わせて25万円程度かかります。副教材費は、各人が選択した科目によって異なりますが、目安としては80,000円程度かかります。また、授業等で使用する個人用情報機器(PC・タブレット)は、個人購入となります。
Q.どんな部活がありますか?
バドミントン部、剣道部、テニス部、ダンス部、バスケットボール部、バレーボール部、陸上部、野球部、美術部、華道部、茶道部、弦楽アンサンブル部があります。

部活動は生徒主体の課外活動と位置づけており、活動は週2回程度ですが、技術面などの指導ができる専門の指導員を配置しています。

サッカークラブは、学校の部活動ではなく、校内で活動を認めているクラブチームとしての位置づけです。
Q.今後、部活が増える予定はありますか?
新規のサークルを立ち上げる、という方法があります。やりたいことがある生徒たちが集まり,申請書を提出して承認されることが必要です。このサークル活動で、在籍10名以上・6ヶ月の試用期間に活動実績を残したサークルに対しては、部活動への昇格が認められます。

ただしこれは原則であり、活動の形態や内容によってはサークルの設立や部活動への昇格が認められない場合もあります。
Q.生徒会や委員会の活動について教えてください。
生徒の自治組織として、2019年9月に一期生が創ったDSC(Dalton Student Council)が活動しています。総務委員会、企画委員会、環境委員会、広報委員会、図書委員会、放送委員会の6つの委員会と、各委員会の代表生徒から成る「代表会議」で構成されており、学校生活をよりよくするために頑張っています。
Q.図書館の蔵書数はどれくらいですか?洋書の蔵書数はどれくらいですか?
STEAM棟2階のラーニングコモンズ2を中心に約28,500冊、電子書籍コンテンツは約550タイトルです。そのほか、カードゲームの貸出も行っています。蔵書は生徒の成長や興味関心に合わせて購入や入れ替えを行っています。

6年間で読んでほしい「ドルトン100冊の本」の設定や、生徒が考えた本に関するアクティビティ企画など、読書推進活動も盛んです。夏休みには一般公開も行っています。ぜひお問い合わせください。
洋書は約2,000冊です。
Q.災害時の安全は確保されていますか?
校舎は建築基準法に基づき十分な安全が確保されています。また、災害発生時の対応マニュアルを教職員に徹底し、全校生徒3日分の防災食料や防災用品を備蓄しています。消防署の指導の下、全校で定期的に各種の避難訓練を実施し、災害発生時の対応や被害を避けるための指導を徹底しています。

通学時の災害には、学校が把握している生徒の交通機関やルートをもとに状況把握に努め、学校側からできる指示をします。校内での災害発生時は、マニュアルに沿って危険回避や避難誘導を行い、全生徒の安全確認と確保に全力であたります。また、必要に応じて保護者に引渡すまで生徒を学校に留め置くことがあります。いずれの場合も、事前に準備している情報発信の手段(以下に記載)により、情報をお伝えします。

平常時は登下校管理システムを運用しています。本システムでは、ICタグを常時携帯することで、あらかじめ登録された連絡先に登下校確認メールが自動送信されます。

また、災害時にはCoCoねっとという緊急連絡システムを使って生徒の保護情報を掲載します。保護者はWEBサイトで確認することができます。
Q.セキュリティー(学校警備)はどうなっていますか?
警備会社との契約に加え、警察との連携や教職員による非常時対応マニュアルによる速やかな対応で生徒の安全確保をはかっています。また、生徒の登下校時に保護者に自動メールが送られるシステムを使用しています。一斉連絡や緊急時の連絡でも活用できるシステムです。
Q.修学旅行はありますか?
「修学旅行」という行事はありませんが、全員が参加する海外研修があります。
Q.海外研修はいつどこへ行きますか?費用はどれくらいですか?
中等部3年次の8月末~9月上旬に、全員参加のオーストラリア研修があります。場所はパースまたはブリスベン、期間は12~13日間、生徒1人1家庭のホームステイを経験しながら、現地の学校に通います。費用は約70万円です。

高等部1年次の8月末~9月上旬に、全員参加のアジア研修があります。行先はマレーシア・インドネシア・スリランカ・インドの4か国から選択します。期間は8日間ですが、長期間の事前・事後学習があります。事前に各国の実情や課題について学び、現地の活動家とのセッションを通して、社会問題に関する課題解決に取り組みます。費用は約45万円です。

このほか希望者を対象とする海外研修として、韓国研修(夏期、プサン・グミ・キョンジュ、現地高校生との交流、費用は約25万円)、シリコンバレー研修(春期、サンフランシスコ/シリコンバレーエリア、大学や企業への訪問、費用は約80万円)などを実施しています。

※費用は前年度の実施状況から。年度により変動することがあります。
Q.プール、テニスコートはありますか?
プールはありません。水泳の授業はありませんが、水辺の救急法などの安全教育は、外部のプールを借りて行います。屋外多目的コートではテニスができます。
Q.PTAはありますか?
いわゆるPTAは設置していません。保護者が学校を応援してくださる自主的組織が複数存在し、管理職をはじめとした学校と協調的な関係を築いています。
Q. 親の転勤で海外へ行くことがあります。海外から戻って来てドルトンに復学できますか?
原則としていったん退学していただくことになりますが、再入学が可能です。その際に復学の意思が明確であるか、面談等で確認します。また、その時点で十分な学力があることも重要です。
※高等部では、条件によって退学ではなく留学扱いにできる場合があります。
Q.スクールカウンセラーはいますか?
スクールカウンセラーは2名在籍しており、交代で毎日在室しています。気軽に来室できる専用の面談室があります。入学後に全員と面談をするほか、生徒・保護者からの相談希望予約も受け付けています。
Q.制服はありますか。
ブレザー・スラックスやスカート・ネクタイやリボン、夏期のポロシャツなどの標準服があります。鞄は指定のリュックです。

式典のときは標準服の正装で臨みますが、ふだんの授業の日は私服での登校を認めています。服装や髪型等について細かい規定や禁止事項は設けていませんが、生徒たちにはTPOや周囲に与える印象に配慮するよう求めています。
Q.校則はありますか?
髪型や服装を規制するような細かい規定はありませんが、いじめやアカデミック・インテグリティ違反(試験でのカンニングや提出物の剽窃など、学業に対する不誠実な行為・行動)に対しては、厳しい対応をとる場合があります。

生徒には入学時に指針として「生徒ハンドブック」を配布し、とくにマナーの観点から自覚的に学校生活を送るよう求めています。
Q.出願はどのようにすればよいですか?
すべてインターネット出願です。また、帰国生型、英語型、思考表現型の出願では書類の郵送も必要です。出願資格に合致するかどうか不明な場合は、事前にお問合せください。詳しくは生徒募集要項をご確認ください。
Q.同じ日の午前と午後の入試を、両方受験することはできますか?
はい、できます。

保護者の方には校内に控え室を用意します。午前午後連続受験の方は、控室で親子で一緒に食事をとることができます。
Q.インター校に通っているが入学資格はありますか?
「小学校卒業と同等の資格・学力を有する者」であれば、一条校(通常の小学校)に通っていなくても出願可能です。ただし、帰国生入試の対象にはなりません。
Q.英語しかできない生徒は入学できますか?
英語以外の教科は全て日本語で行うため、「日本語の授業に対応できる力」が必要です。
Q.塾推薦などはありますか?
ありません。
Q.4科で受験した場合、2科で突出していれば2科枠でスライド合格になりますか?
4科型入試の判定は、まず国算2科の合格基準を決めて合格を出し、その後4科の合計点で合格を出します。つまり、4科型の受験者は2科(国語・算数)と4科の両方で合格判定の機会があるということになります。
Q.複数日程受験への優遇措置がありますか?
優遇措置はとくに設けていません。合否の判定は各試験回ごとに行うので、前回受験時の成績が不利にはたらくこともありません。
Q.転入学はできますか?
該当学年に欠員がある場合、転編入学試験を実施します。対象は、保護者の転勤等に伴う国内外転居者です。転編入学試験の実施の有無・時期・科目については、本校ホームページの募集要項でご確認ください。
Q.大学進学の指導方針や受験指導の体制はどうなっていますか?
本校の育てたい生徒像は、「自らの意思で積極的に新しい価値を創造し、広く社会に貢献する人」です。そのため本校では、生徒たちがさまざまな経験を積み、その中で自ら考え、判断・決定し、行動する機会を多く設けており、キャリア教育もその方針に沿って実施しています。

進路関連の行事は、社会人講話・企業訪問と職場体験・国内外の大学生とのワークショップ・大学教員の出張講義・希望者に向けた海外大学の説明会など、幅広く実施しています。
Q.大学進学希望者に対するサポートはどのように行いますか?
高校1、2年生の希望者を対象に、放課後に河合塾の講師による大学受験対策講座を実施しています。教科は英語・数学・国語、受講料は別途必要です。

また、高校2、3年生の授業では、生徒の要望を入れながら大学受験を見通した素材や問題などを扱っていきます。特に高3生対象に設置された「演習」講座(選択科目、学校設定科目)では、一般選抜の受験や海外受験の対策など、大学進学に特化した授業を行っています(社会科、英語科中心)。

このほか、生徒の多様な志望をサポートするために、探究ラボ(オフィスアワー)の時間や、生徒の授業の空きコマなどを活用しています。総合型選抜・海外進学希望者に対しては面談、志望理由書の作成、面接練習などの個別指導を、また、一般選抜を希望する生徒には過去問題の添削や解説などを実施しています。
Q.海外の大学、日本の大学、どちらに軸足をおいていますか?
国内大学・海外大学どちらでも、生徒が主体的に進路を選択できるようにサポートします。海外大学進学については、国内進学と同レベルで比較検討できるよう、十分な情報を学内で提供していきます。

また、卒業と同時に海外に進学することだけでなく、いったん国内の大学に進んだ後、大学の交換留学制度などを利用して留学することも検討できるよう、交換留学制度が充実した大学のリサーチなども行なっています。
Q.海外の大学への進路指導は具体的にどのようなものですか?
英語ネイティブの教員がカウンセラーになり、担任であるハウスアドバイザーと連携して個別のサポートをします。

また、GIPという外部プログラムを活用しています。提携している世界中の大学への進学を専門のスタッフがサポートするもので、2024年度卒業の1期生のうち2名が、この制度を利用してシドニー大学に進学しています。
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